赤ちゃんの誕生から 100日が経過すると、お食い初めの儀式を迎えますね。この時、鯛のお頭は欠かせないアイテムです。
しかし、鯛を自宅で調理するのは、手間がかかると感じる方も少なくありません。
そんな時、
「自分で焼くのが大変なら、プロに頼めばいいんじゃない?」
「魚屋さんなら、魚を焼くのも得意に違いない!」
このようなひらめきを得た方もいるかもしれません。
スーパーの魚売り場で鯛を焼いてもらえるなら、とても助かりますよね!
けれど、
そもそも、スーパーで鯛を焼いてもらうことはできるの?
もし、鯛が売り切れだった場合、別の魚でもいいの?
などなど、疑問を持つ方もいるかと思います。
そこで今回の記事では、お食い初め用の鯛を魚屋さんやスーパーなどの魚売り場で焼いてもらえるのかについてと、もし鯛が売り切れで手に入らなかった場合、代わりに用意する魚についてを解説していきます。
なぜお食い初めには鯛が選ばれるの?その理由を解説!
お食い初めで鯛が選ばれる理由は、その縁起の良さに関係しています。
「鯛」という名前が、「めでたい」と響きが似ていることから、お祝い事に欠かせないとして、頻繁に使用されています。
さらに鯛は強い生命力を持ち、きらびやかな赤い鱗の美しさも魅力の一つ。これらの理由から、子どもの健やかな成長と幸せを願う象徴として選ばれています。
お食い初めでは、家族が一匹の鯛を丸ごと用意して、共に食事をしながら子どもの未来の健康や長寿を祈ります。
スーパーでお食い初め用の鯛を焼いてもらえるの?
もし、スーパーでお食い初め用の鯛を焼いてもらえたら、とても便利ですよね。
お食い初めの準備には、魚以外にも色々と必要なものがあるため、お店で焼いてもらえることで、かなり手間が省けるでしょう。
スーパーで鯛を焼いてもらえるかどうか気になるところですが、大型のスーパーだからといって、必ずしも鯛を焼いてもらえるわけではありません。
ただ、「お食い初め用」と伝えると、多くのスーパーで魚の下処理をし、尾頭付きで提供してくれますよ。
お食い初め用の鯛を焼いてくれるスーパーはある!
店舗によっては、魚の下処理に加えて塩焼きまで行ってもらえる場合があります。
お客様にはさまざまなニーズがあります。例えば、下処理のみ依頼したい方、下処理後に自分で調理を進めたい方、料理が苦手ですべてを任せたい方などなど。
多くのお店はお客様の要望に応じて柔軟に対応してくれますので、店員さんに遠慮せずに一度ご相談くださいね。
料理が不得意で、すべての調理を依頼したい方も、これで安心できますよ。
スーパーで魚を焼いてもらえることはありますが、店舗によっては対応可能な時間が限定されていたり、対応できない場合も……
すべてのサービスを依頼したい場合は、事前にお店に確認することをお勧めします。
鯛を焼いてもらえるスーパーを見分けるポイントと条件は?
スーパーで、鯛やほかの魚を焼いてもらうためには、条件がいくつかあります。これらを参考に店舗を探してみてください。
大型のスーパーや魚介専門店
通常、大型スーパーや専門店のほうが、店内で魚を調理するサービスが整っていることが多いです。
惣菜コーナーの焼き魚
焼き魚が売られている惣菜コーナーがあったら、そのスーパーには魚を焼くための設備が備わっている可能性が高いと考えられます。
生鮮食品カウンターの充実している
生鮮食品を取り扱うカウンターが充実しているスーパーでは、顧客のリクエストに応じた調理を提供することがあります。
特に、魚売り場に調理スペースがある場合は焼き魚サービスが期待できます。
海や港が近い地域
海沿いや漁港の近くにあるスーパーは、新鮮な魚介類を扱っており、調理サービスを提供していることが一般的です。
チェーン店独自のサービス
チェーン店によっては、特定の店舗のみで調理サービスを提供している場合があります。店舗の公式ウェブサイトやチラシで確認すると良いでしょう。
レビューサイトの口コミ
インターネット上の口コミやレビューを検索すると、実際にそのお店を利用した人たちの評価を見ることができます。
こういったレビューを参考にするのも効果的ですよ。
以上の点を踏まえて、近くのスーパーや専門店を調べてみると良いでしょう。
住んでいる地域によっては、口コミやレビューが少なかったり、そもそも書かれていない場合もありますので、確実なのは直接お店に問い合わせる方法です。
スーパーで鯛が売り切れていたときの代替えになる魚は?
お食い初めで真っ先に思い浮かぶのはやはり鯛ですね。多くの人がそのイメージを持っていると思います。
しかし、タイミングによっては、どんなにスーパーを探しても、鯛が見つからないことがあります……
そうした時は、鯛の代わりに使うことができる魚を考えましょう。
お食い初めで大切なことは、鯛を見つけることや豪華な食器を用意することではなくて、赤ちゃんを「お祝いする心」です。
無理のない範囲でお食い初めの準備を進めていきましょうね。
お祝いごとにふさわしくない魚は特にないため、お食い初めではどんな尾頭付きの魚でも使用できます。ただし、購入する際は頭がついた魚を選ぶとよいでしょう。
旬の魚を選ぶのもおすすめです。サンマやアジなど、普段からよく食べている魚が良いと思いますよ。
小さいサイズの鯛なら、見つけやすいかもしれません。サイズが小さいものでも下処理をしてもらえますので、遠慮なくお店の人にお願いしてみましょう。
スーパーでお食い初め用の鯛を焼いてもらえる?鯛の代わりになる魚まとめ
お食い初めで使う鯛は、スーパーで下処理を依頼することができるため、遠慮なくお願いしてみてくださいね。
鯛を焼くことに不安がある場合、下処理から塩焼きするところまで対応してくれる店舗もありますが、魚焼き用のグリルがあるかどうかの関係で、すべての店舗が対応してくれるわけでありません。
お住まいのスーパーで鯛を焼いてもらえるかどうか、事前に確認してみてくださいね。
お食い初めでは、なによりも「祝う気持ち」が大切です。家族全員で心から楽しむことができれば、それが最も素晴らしいお祝いになりますよ。
また、鯛が売っていない場合は代わりに別の魚を使っても問題ありません。ワンコインで買える小さい魚でも、しっかりとしたお祝いになります。
尾頭付きで旬の魚を選ぶと良いでしょう。
産後のママはまだ体調が整っていないかもしれません。そんな時は無理をせず、ネットの魚屋さんから購入することを検討してみてはいかがでしょうか?
ネット購入の大きなメリットは、お食い初めに欠かせないハマグリも一緒に手に入ることです。スーパーに行くと、ハマグリが置いてない場合が多いことに気づくでしょう。
時間を節約しつつ、すぐにお食い初めの準備を完了させたい方には特にお勧めです。
お食い初めは赤ちゃんにとっても、家族にとっても特別な日です。過度に頑張りすぎず、温かな気持ちでお祝いし、記憶に残る素敵な一日にしましょう。