最近、家庭でローストビーフを手作りする人が増えているようです。
一度にたくさん作っておいて、翌日も美味しく楽しみたいけれど、再加熱すると肉が固くなるのではないかと気にされることもあるでしょう。
今回の記事では、ローストビーフを上手に再加熱する方法と、さらには冷凍や解凍の際のポイントを詳しくご紹介します。
ローストビーフの赤身を保ちつつ効果的に温める方法
赤身が美味しいローストビーフを温め直す際は、加熱しすぎに注意が必要です。
・電子レンジを使用する方法…
ローストビーフに軽くラップをかけ、500Wで30秒間加熱します。
さらに温めが必要な場合は、10秒ごとに様子を見ながら追加で加熱してくださいね。
・オーブントースターを使用する方法…
前もってオーブントースターを予熱しておきます。温まったら、ローストビーフをアルミホイルで包み、160℃で15分間温めます。
・湯煎する方法…
ローストビーフをラップでしっかりと包み、それを密閉できる保存袋に入れます。
この保存袋を50℃のお湯が入った鍋に入れて、温度をキープしたまま5分間温めます。
ラップを二重にすると、肉汁の漏れを防げますよ。
・フライパンで温める方法…
ローストビーフをフライパンに入れて、弱火で加熱します。肉を均一に温めるためには、時々転がして全面を焼きます。
・炊飯器を利用する方法…
炊飯器に70℃のお湯を用意し、ローストビーフをラップと密閉型保存袋に入れて炊飯器にセットします。その状態で約40分間保温します。
ローストビーフを冷凍する際の最適な方法と解凍テクニック
余ったローストビーフは冷凍保存が便利ですよ。以下の方法で行います。
ローストビーフの適切な冷凍プロセス
- 食べきれる量に切り分けます。
- 表面の水分はキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。
- ラップを使って二重に包み、冷凍用の密封袋に入れます。
- できるだけ空気を抜いてから冷凍庫に保管します。
一般的に、ローストビーフの冷凍保存は約1ヶ月が目安です。
すでにスライスされたものも冷凍はできますが、風味は少しずつ落ちるため、できるだけ早く食べたほうが良いでしょう。
ローストビーフの効果的な解凍テクニック
方法①:冷蔵庫で自然解凍
ローストビーフを冷凍庫から出して、冷蔵庫に移して解凍します。
この方法ですと、解凍に半日から1日程度かかります。
方法②:氷水での解凍
冷凍したローストビーフを保存袋に入れたまま、氷水が入ったボウルに沈めます。
この時、ビーフが浮いてこないように重しを置くことがポイントです。
解凍には約1~2時間が必要です。
方法③:湯煎での解凍
沸騰したお湯が入った鍋の中に、冷凍したローストビーフを保存袋のまま、鍋の中に直接入れてください。
解凍時間は10分から20分です。
方法①と②は、時間をかけて少しずつ解凍していくため、ローストビーフの柔らかさと、美味しさを保ちながら解凍できます。
方法③は急速に解凍するため、お肉が固くなったり赤身が少なくなることがありますが、今すぐ解凍したい!という時に役立ちます。
湯戦で解凍する場合、お肉の状況をチェックしながら進めると良いでしょう。
ローストビーフをどう食べる?冷たくする?それとも温かい?
ローストビーフは“常温”で味わうのが一番、美味しいとされています!
冷たくしても温めてもどちらでも美味しく召し上がれますが、冷たい場合は、少し固めの食感が楽しめます。
温める場合は、肉汁が流れ出ないように注意が必要です。
ローストビーフのアレンジ方法
ローストビーフは、様々な野菜と合わせてアレンジすることが可能です。
サラダに加えるほか、野菜で包んで食べると、少しの量でも満足感が増しますよ。また、ローストビーフの残りを使って、チャーハンやビーフカレーを作るのも良いでしょう。
これらの料理で、普段の食卓が豪華に変わります。
ローストビーフの赤身を保ってうまく温めるコツと冷凍・解凍の方法まとめ
ローストビーフは赤身を保ちつつ温め直すことが可能です。
・電子レンジを使用する方法…
ローストビーフに軽くラップをかけ、500Wで30秒ほど加熱。
・オーブントースターを使用する方法…
ローストビーフをアルミホイルで包み、160℃のオーブントースターで15分ほど温める。
・湯煎する方法…
ラップに包んだローストビーフを保存袋に入れ、50℃にキープしたお湯で5分温める。
・フライパンで温める方法…
ローストビーフをフライパンに入れて、弱火で加熱。
・炊飯器を利用する方法…
70℃のお湯を入れた炊飯器にラップを巻いたローストビーフを保存袋に入れて、40分ほど保温する。
上記の方法をお試しください。
また、冷凍保存していたローストビーフを解凍する場合ですが、
- 冷蔵庫で半日ほど自然解凍する
- 氷水に1~2時間ほど浸して解凍する
- 10~20分ほどの湯煎で解凍する
ご都合に合わせて、上記の方法をお試しくださいね。